日向君:裕太君、裕太君。あれれ、ここにもいないな、 日向君:どこへいちゃったんだろう。 日向君:ようやく反抗期が終わったと思ったのに、 日向君:また戻っちゃったのかな。 日向君:そうか!反抗期のふりして、俺に構ってもらおうって魂胆だねぇ。 日向君:裕太君は素直じゃないな。 日向君:昔みたいに俺に甘えてくれればいいのに、 日向君:もういい年なんだからって大人ぶっちゃってさあ。 日向君:本当は俺に甘えたくて、仕方ないのに、無理してるんだもん。 日向君:裕太君と俺は双子なんだから、変に遠慮する必要なんてないのにねぇ。 裕太君:あれ、兄貴こんなところで何してるの。 日向君:裕太君!、裕太君だ!!❤ 裕太君:いきなり飛びついてこないでよ。危ないな。 日向君:えへへ、裕太君なら俺を受け止めてくれるって信じてた。 日向君:でも良かった、俺裕太君を探してたんだよねぇ。 日向君:なかなか見つからないから、 日向君:どうしようかと思ってちゃった。 裕太君:携帯があるんだから、 裕太君:そっちに連絡をくれれば良かっただろう。 裕太君:もしかして、携帯を忘れたとか。 日向君:ううん、ちゃんと持ってるよ。 日向君:でも、それで連絡がついても、つまんないじゃん。 日向君:裕太君なら、お兄ちゃんレーダーで探せるって自信があったし。 裕太君:意味わからないよ兄貴。 日向君:裕太君はわからなくてもいいの! 日向君:これはお兄ちゃんだけのスキルだからね、へへへ。 裕太君:また、意味不明なことを。まあいいや。って俺を探してたって何か用? 日向君:うんうん、いい質問だねぇ、実は俺たちに仕事が入ったんだ! 裕太君:仕事って、アイドルの仕事?またサーカスの時みたいに前座じゃないの。 日向君:ちがう、ちがう。今回はちゃんとしたお仕事だから。 日向君:えっとねぇ、ユニットソングとテレビ出演の依頼が来てるよ。 日向君:どっちもアイドルっぽい仕事だよね。えへへ 裕太君:兄貴の聞き間違いじゃなくて?本当の本当に仕事が来たの。 日向君:もう、裕太君は疑り深いな、お兄ちゃんの言うことが信じられない? 裕太君:そっ、 そういうわけじゃないけど。でも、俄かには信じ難いっていうか。 裕太君:だって、俺たちって、そう活躍してるわけじゃないだろう。 裕太君:サーカスの前座に選ばれたのは大道芸の経験があったからだし。 裕太君:テレビ出演なんて、兄貴の聞き間違いとしか思えないよ。 日向君:そこまで言うなら、さっき先生からもらった台本でも見る? 日向君:これを見れば裕太君だって、納得するでしょ~。 裕太君:台本?(翻页声)本当だ! 裕太君:兄貴お得意の噓だと思ったのに本当だったんだ。 日向君:へへ、こんなことで噓はつかないよ。 日向君:相手を楽しませる噓はつくけど。 日向君:悲しませる噓はつかないって、 日向君:ほかでもない裕太君なら、わかるでしょ。 裕太君:そうだね、それでこそ兄貴だ。 裕太君:えっと何々 裕太君:(真面目な裕太)あのう、 裕太君:兄貴ここは双子は息を合わせてとか、 裕太君:双子らしいエピソードをとか、 裕太君:やたら双子を強調するような内容ばっかりなんだけど。 日向君:なんかね、双子ってことを活かした内容にしたいんだって。 日向君:ほら、俺と裕太君は二人で一つの2winkだからね。 日向君:ユニットソングも双子を最大限に活かした楽曲にするから、 日向君:期待しててって言ってたよ。 日向君:俺も双子であることを活かしたいって思ってたから、 日向君:願ったり、叶ったりかも、 日向君:ねえねえ裕太君もそう思うでしょ。 裕太君:(ううううん) 日向君:あれ、裕太君元気ないよ。どうしたの、マイブラザー。 裕太君:別に何でもないよ 日向君:ううん、裕太君はそういう時は決まって何かある時だからね。 日向君:お兄ちゃんには分かるよ。 日向君:お兄ちゃんだからね★★。 日向君:ほらほら裕太君お兄ちゃんにはなしてみなよ。 日向君:お兄ちゃんが裕太君の悩みをズバット解決してあげる。 日向君:無理だよ。兄貴には、だって俺の悩みは......。 裕太君:とにかくそういう話ならひきうけることはできない。 日向君:えええ、なんで、あんなに喜んでたのに、いきなりどうしちゃったの。 裕太君:俺は自分の個性を活かしたい。 裕太君:でも今回きた仕事はどっちも双子じゃないと意味がないんでしょ。 裕太君:兄貴には前から言ってるよね、 裕太君:俺は兄貴から独り立ちしたいって。 日向君:それは知っているけど、 日向君:2winkに求められているのは 日向君:双子としての個性とか、特技とか、そういうのなんだよ。 裕太君:じゃ、俺が2winkに所属してなければいんだよね。 裕太君:本当に独立したいなら、 裕太君:兄貴と別に活動するべきだって、 裕太君:そう思いつつ、行動に移したことはなかった。 裕太君:だけど、これからも双子であること売りにしていくなら、 裕太君:独立を考えてたほうがいいのかもしれない。 日向君:裕太君それ本気で言ってるの。 日向君:学院に入学して当初から、 日向君:双子で活動していこうって決めたのに、 日向君:双子ならではの持ち味で、 日向君:夢の先学院のアイドルの頂点に立とうねって約束したのを忘れちゃったの。 裕太君:もちろん忘れてないよ。 裕太君:でも、いつまでも兄貴の附属品、 裕太君:兄貴のオマケ、 裕太君:兄貴の劣化コピーでいたくないんだ。 裕太君:兄貴がいなくても俺は一人でもやっていけるって証明したい。 裕太君:このまま兄貴とユニットと組んでたら、その機会を一生失われる。 日向君:酷いよ裕太君、 日向君:ここまで来れたのに裕太君が手を放しちゃったら、 日向君:俺たちは2winkはどうなるの。 日向君:二人で目指していた夢を一方てきに放棄するなんて、 日向君:いくら裕太君でも許せないよ。 裕太君:ごめん兄貴、謝ったって、 裕太君:許されることじゃないけど、本当にごめん。 日向君:もういいよ、裕太君何か、 日向君:勝手に独立でも何でもしちゃえばいんだ。 裕太君:兄貴......。 裕太君:あんな怒った兄貴初めてみたな。 裕太君:でも当たり前か、 裕太君:それだけ酷いことを兄貴に言っちゃったんだから。 裕太君:昔は兄貴と一緒に何かするのが楽しかった。 裕太君:兄貴は俺にできないことも難無く遣って退けて、 裕太君:純粋に慕ってたんだ。 裕太君:でもいつからか、俺と兄貴は双子なのに、 裕太君:どうして兄貴は俺の先をいけるのかって 裕太君:疑問に思うようになった。 裕太君:俺が何度も何度も練習して、 裕太君:ようやくミスなくこなせるようになるのに、 裕太君:兄貴はちがう。 裕太君:一度でも覚えてしまう。 裕太君:俺と兄貴の違いなんてほとんどない。 裕太君:顔も声も一緒だ。 裕太君:なのに、能力だけが違うなんて、 裕太君:そんなの、受け入れられるわけない。 裕太君:だから兄貴の劣化コピーだって言われないよう、 裕太君:努力してきた。 裕太君:兄貴がいなくても俺がやっていけるんだって、 裕太君:胸を張って言いたかったから。 裕太君:だけど、これで本当に良かったのか、 裕太君:兄貴を傷づけて、それで良かったって、 裕太君:本気で思ってるのか、 裕太君:もう一度謝ろう。 裕太君:兄貴が許してくれなくても、何度だって謝る。 裕太君:俺が一方的に決めていいことじゃなかった。 裕太君:独立にしても、 裕太君:ちゃんと兄貴と話し合った上で決めることだったのに、 裕太君:心のどこかで兄貴なら許してくれるだろうって、 裕太君:甘えがあったんだと思う。 裕太君:こんな気持ちで兄貴から独立したいなんて、 裕太君:笑っちゃうよ。 裕太君:早く兄貴のことを探さなくちゃ、 裕太君:俺が間違ってた、ごめんなさいって、 裕太君:誠心誠意兄貴に謝らないと。 日向君:どうしよう、 日向君:裕太君に向かって、酷いことを言っちゃったよ。 日向君:あんなこと言うつもりはなかったのに。 日向君:裕太君怒ってるだろうな。 日向君:俺のこと嫌いになっちゃってるかも。 日向君:そんなの嫌だよ。俺は裕太君のことが大好きなのに。 日向君:今すぐ戻れば、裕太君まだいるかな。 日向君:いなかったとしても学院中探そう、 日向君:避けられてもとにかく謝って、 日向君:それで、2winkに戻ってきてもらおう。 日向君:裕太君は俺から離れたいみたいだけど、 日向君:俺は裕太君と一緒にやっていきたい。 日向君:裕太君となきゃ俺は輝けない。 日向君:2winkが高峰に至るには裕太君の存在が不可欠なんだから。 裕太君:兄貴! 日向君:裕太君?なんで裕太君が? 日向君:もしかして俺を探しにきてくれたの 裕太君:兄貴!本当にごめん俺自分勝手だった。 裕太君:兄貴の気持ちも考えずに、 裕太君:自分の意見を押しつけて、 裕太君:突っ走って、俺......俺......(裕太君の泣き声) 日向君:泣かないでよ裕太君。 日向君:裕太君に泣かれると、 日向君:俺まで辛くなる。 日向君:俺のほうこそごめんね。 日向君:「勝手にしろ!」なんて、言っちゃって、本当にごめん! 裕太君:兄貴、俺のこと怒ってないの。 裕太君:あんなひどいことを言ったから、 裕太君:口も聞いてくれないと思ってたのに。 日向君:それは俺のセリフだよ。 日向君:裕太君こそ怒ってない。 日向君:俺のこと嫌いになってないよね。 裕太君:もう、いつも不敵な兄貴はどこにったんだよ。 裕太君:本番でも緊張しない兄貴らしくないぞ。 裕太君:オドオドしちゃって、まるで俺みたいだ。 日向君:裕太君とはほとんど同じディーエヌエーでできているからね。 日向君:裕太君は俺のことを楽観的で、 日向君:自分とは正反対だって思ってるみたいだけど、 日向君:俺だって緊張するし、悩みだってする。 日向君:大切な弟のことだもん。 日向君:楽観的になんて考えられないよ。 日向君:裕太君2winkに戻ってきてよ。 日向君:俺といることで裕太君は劣等感を深憂されるみたいだけど。 日向君:俺は裕太君といると元気が湧いてくる。 日向君:どこまでも羽ばたいて行けるって、 日向君:そういう気持ちになるんだ。 日向君:お願いだから、もう一度俺の手をとって、 日向君:裕太君の居場所はここしかないんだって、 日向君:そう言ってもらえるよう、 日向君:頑張るから。 裕太君:馬鹿だな。兄貴は、 裕太君:兄貴は俺より器用なんだから、 裕太君:一人だってやっていけるでしょ。 裕太君:それなのに俺にばっかり庇って、 裕太君:本当もう、馬鹿な兄貴だ。 裕太君:でもそんな兄貴だから、 裕太君:反発しながらも、ついていこうって気持ちになったんだよね。 裕太君:すっかり忘れてたよ。 裕太君:これから先、またこういうことで、衝突するかもしれない。 裕太君:兄貴の気持ちもわかるけど、 裕太君:俺はやっぱり、自分の個性を持ちたいから、 裕太君:それでも兄貴は俺に2winkに戻ってきて欲しいって、 裕太君:そう言ってくれる? 日向君:もちろん! 日向君:今までだって、いっぱい喧嘩して、 日向君:最後には仲直りしてきたからね。 日向君:俺たちは双子だけど、考え方まで一緒じゃない。 日向君:それぞれ別の人間だもん。 日向君:意見の食い違いがあって当然だしね。 裕太君:(びっくりしたリアクション) 日向君:あ、、あれれ、なんで意外そうな顔してるの。 裕太君:あ、、いや兄貴がまともなことを言ってるから、 裕太君:びっくりして、でも、そっか、兄貴もそういう考えなんだ。 裕太君:俺、兄貴のことわかってるようでわかってなかったのかも。 裕太君:なんか恥ずかしいな。 日向君:これからは、もっともっとお互いのことを話して行こうよ。 日向君:双子だからって、相手の考えを読み取るんじゃなくて、 日向君:話して、理解していったら、今より、もっともっと仲良くなれるよ。 裕太君:兄貴の言う通りだ。 裕太君:ユニットソングもテレビ出演も成功させて、 裕太君:俺たちの力を見せつけてやろうね。 日向君:そうだね裕太君頑張るぞ。 裕太君:うん、兄貴ええおお★★ 日向君:よし、そうと決まれば特訓だよ。 日向君:双子らしく息を合わせられるよう、 日向君:二人羽織に挑戦だ! 裕太君:アイドルに必要な技能とは思えないよ兄貴。 裕太君:とはいえ、今回だけ付き合ってあげてもいいかな、 裕太君:兄貴には迷惑をかけちゃったし。 日向君:うんうん、これぞ雨降って地固まるんだね。 日向君:2winkは最高の双子ユニットだってことみんなに証明しようぜ裕太君!。