引き止めた筈の心が途切れた 失って気付いた頃にはもう遅過ぎるのに 出逢った頃には気付きさえしなかった 素直になれないあなたの不器用な愛に あれから二年の月日が流れて 知る筈の無いまた違う人を愛する様に 他の誰かと過ごす日々に 変わり果てたあなたの影を探し重ねる 欠けた心に降る冷たい雨 これが最後だと 離れてしまった温もりを抱き寄せる程心が軋む 移り変わる季節は残酷にただ静かに 想い出さえも塗り変えゆく 流れ、流される心の弱さ愛の脆さ 罅割れ軋む心に突き刺す様に降り続く 冷たい雨