[00:01.57]嗚呼、何故!と悲鳴(こえ)のありながら。 [00:05.43]それを見下げる影よ。 [00:08.88] [00:08.93]何故それならその影を [00:11.82]かくもいみじくも信じたろう? [00:18.82] [00:28.66] [00:40.92] いつかは覚えていない 生まれたその理由も [00:48.39] 何かを手にしたとして 何か変わるというだろう? [00:54.92] [00:54.97] 己の命は 己が価値を知る [01:01.50] 誰が壇上(て)で踊るのを 数奇な運命と呼ぶだろう? [01:07.97] [01:08.02] [01:08.06]——さあ、今。 [01:10.08]ここに“我ら”伴に天を射ち、地を統べ、光照らそう。 [01:21.17] [01:21.22]この手握る栄光は 誰にも奪わせるなく! [01:30.16] [01:30.21] [01:30.26]嗚呼、騙し騙されることが 現世の常ならば [01:37.64]己以外の誰かを [01:40.53]どうして信じられたものだろう? [01:43.80] [01:43.85] [01:43.90]嗚呼、何故!と怒声(こえ)のありながら。 [01:47.28]それを見下げる影よ。 [01:50.72] [01:50.78]何故総てが敵とても [01:53.65]己の正義が揺らぐだろう? [01:56.81] [01:56.86] [01:56.96]勝てよ! [01:58.57]見捨てられた「嫌われ者(せいぎのみかた)」の命 [02:03.78]この礎として、我らの歴史は遥か——。 [02:13.06] [02:17.12] [02:23.71] [02:36.88]さあ 今 その永き眠りに 終りを告げ この命のまま [02:43.35]その存在 その身の限り 道具として 全てを尽くせ [02:49.90] [02:49.95]我らが痛み [02:51.39]我らが挫き [02:53.28]我らが悼み [02:54.67]我らが嘆き [02:56.58]我らが護り [02:58.00]我らが誓い [02:59.85]我らが祈り [03:01.28]我らが願い [03:03.47] [03:03.52]騙る理想に、捧ぐ覚悟を! [03:10.08]掲ぐ理想に、捧ぐ覚悟を! [03:16.62] [03:16.67]騙る正義に、捧ぐ覚悟を!! [03:23.22]掲ぐ正義に、捧ぐ覚悟を!! [03:32.69] [03:36.01] [03:41.73]嗚呼、嘗ての歴史の総て この背に背負うならば [03:49.19]己以外の誰かが [03:51.98]どうして天に相応しいか? [03:55.26] [03:55.31] [03:55.36]嗚呼、何故!何故かと訊いたのか? [03:58.86]己見下げる影よ。 [04:02.27] [04:02.32]何故“道具”が意義を問う [04:05.16]全ては正義の名の元に [04:08.43] [04:08.48] [04:08.53]嗚呼、何故、その姿でなくも [04:11.94]誰にも拠らぬ意志が [04:15.44]己の正義の影と終ぞ知ることなどはない [04:21.54] [04:21.58] [04:21.64]克てよ! [04:23.30]朽ち果てた「嫌われ者(せいぎのみかた)」の命 [04:28.39]この礎となれ。我らが明日が為! [04:34.69] [04:34.74] [04:34.79]断てよ!! [04:36.36]世界に一人「正義の味方」は一人 [04:41.56]この礎となろう。我らの歴史は遥か——! [04:52.56]