作曲 : 十二月夜 作词 : 弦澈 微かな風枝を揺らしている 散らない薄霧 この夕凪に秘めた この囁き あたしを呑み込む 嗚呼 日々を送ったまたね ただ 居眠るままに ねぇ 観てみましょうか貴女 この 慈しまれた世界 可憐な景色 手を放してみれば 散らばって行く 咄嗟に枯れちゃう 脆き命だから あたし知ってる 欠片を散らかす 理不尽な ちゃんとね扱 わないと 屹度硝子のよう いつの間に砕けてしまう 朝月夜が天に透き通りつつ 汀に映えてる 囀る鳥の名は月夜烏 翼を羽ばたこう 今宵朧月が昇ったら どうぞ 良いお休みを ほら 想像の奥急に 糸雨と星が浮かび上がる 夢路を辿る 地平線の彼方 廃れた歌 遥かに鮮やか 寂れてゆくひとは 私だけわ 心を晒せば 沈んで行く 日が昇るの