深い眠り 葬 見慣れた 色褪せない視界 永遠色 濡れた花 薰る五月の苑 何処で生きよう 迷い病める時も 私にそっと 微笑むあなたが目映く 好きでした 孤独 裂いた あなたに私は 輝き見出した 現在憧れです 何度も何度も あなたの為に 尽くそう 誓った 又直ぐに 逢いに行こう 変わった景色と共に ゆらめく しけた花火には 何処と無い静寂 予期せぬ環があなたと私を 縛ってゆくのです 壊れだした あなたと私の歯車 何も生まれず 過ぎ去ってゆく 何度も何度も 此の身は枯れて 然うして 数奇は一繫ぎ 鳴り響く 掠れた声で 紡いだ言葉 今なら解かる 哀しみの心 灯がともる 過ぎし春夜に 散る花びら 駆けた日々 忘れないで 供に泣いた あなたに别れを告げる ひび割れた意志 治っていますか あの頃に戾れるなら 肢体 あなたの血(けち)で染めて 彼方より見た夢なれど 今でもあなたを愛してる 永久に 霞む願いが叶うなら 此処で灰と成いて終期ろう 乖離葬~ 死灰に成ろう…