遥かな空から舞い降りて大地を踏む 淡く 摇れる 光の孑らよ 恵みの水 温かな日を受けて目指す 強く 進む 旅人よ 目指す場所 高く 遠く 深く 紺に染まりいつの日か 届く この手 この指先へと 光差す方へと 声高らかにして 土に還ろうとも So... 導くままに 父の眼差しへと 目指して歩み往く 我らは道しるべ So... 日を向く葵よ 緑の野原を黄に染め上げる 大地の陽 清く 光る 生 の灯火 夏の息吹と共に目を覚まし 花が開く鼓動 鳴らす 精霊よ 示す先 熱く 芽吹く 命 咲き乱れて ヒラヒラと 道を 夢を 照らす輝きを 届かない空へと 募り馳せる想い 消えゆくこともなく So... 抱き続けて 素直にひたすらに 夢を追い続ける 彼らは道しるべ So... 日を向く葵よ 季節 終わりて 散りゆく 魂よ Ah... 刹那故 光る 日差す空へと いつか触れられると 振り向かずに進め So... 地平の果てへ 枯れゆく運命だと 去りゆく命だと 次に願い託し So... 紡げよ記憶を 満ちる 優しさ 飛び立つ 青空へ Ah... 葵い花 一つ