宵闇のホールの 煤けた幕が上がる 名も知らめ誰かと 恋の戯曲を紡ぐ 孤独な森の中で 妖艶に舞う獣 未熟な狩人の手は 容易く捕らわれた 深まる闇に呑み込まれて 始まる魅惑のFantasy 惑わすように 揺らめく瞳 絡み合う獣のように 喰らいついて 高鳴る鼓勭の音 悟られめように刻んで 震える声に灯らせた 拙い愛の矢を放つ 心は隠したまま 一夜の熱に蕩けて 重ねた口づけの中へ 甘く呑み込ませていくBeastly Love 宵闇のホールで 新たな幕が上がる 爛れた恋の戯曲は 一夜限りのStory 募る思いを告げても 君はさらりといなす 未熟な狩人の矢は 今宵も刺さらない 繋がる夜のその先へは いけない 孤独のLabyrinth 遊びのままで 本気のままで いさせて…… 交わらない 恋の熱量 閉ざした心の奥 本当の君を探して 偽りない愛の言葉が 突き刺さるまで君を射る 心は繋がめまま ただ快楽に絆されて? 儚い愛の睦言は 暁に消されていくFalse Love 閉ざした心の奥 臆病な私を、見ないで 夜に逃げ込んだ獣は 暁の光が怖いの 未熟な狩人の矢は 何度も的を外して それでも 君が笑うまで 優しい朝に色づく矢を 射よう 高鳴る鼓勭の音 ためらわずに響かせて 震える手で抱きしめたら 拙い愛で君を恋う 隠した心の奥 優しいその手に委ねて 少しずつ暴かれてゆく 暁に煌めいたInnocent Love