[00:18.47](書き起こし) [00:28.05]閃光と衝撃 古代人類が描いたタペストリー [00:31.63]螺子の足りぬ惑星間移動装置は砂に沈んでいる [00:36.75]メーデー飛ばして衛星 伝うのテレパシー [00:40.83]予言によれば、僕らにはもう明日は無いらしい [00:45.66]移動式投石機の地鳴り 鉄線の擦れる波状形 [00:49.70]朝も夜もなくなった丘で二人静を揺らしている [00:54.54]撮り貯めたフィルムテープの中身 [00:56.61]市街地では呼吸もできない [00:59.68]月の裏側がみえる [01:04.24]ゴウゴウと上騰(たちのぼ)るスモッグと蜃気楼 [01:08.70]砂岩の門は遺失の果て [01:12.60]逸らした弾道 その線上 [01:14.88]クジラ雲の濃い魚影 [01:17.58]不透明で濁した波の無いこの水面 [01:22.31]神々しく映る 月の光を [01:44.85] [02:02.00]浅い夢 使い捨ての星を [02:04.70]今遠くなって行く あの星を [02:06.96]そうして また僕は 生命の最後になった [02:21.31]海底を覆うカーテン 魚の群れ [02:26.83]描く何色でも無いプリズム [02:30.40]作為の無い生命の揺らぎが [02:35.76]美しかった [02:38.89]機体はもう制御不能 [02:40.92]未開拓の地図の指す鼓動 [02:43.03]白紙の星に名前をつけた [02:45.20]特別が特別であるように [02:48.02]自壊を待つベーダー・クローン [02:49.88]夜が明ける頃にはきっともう [02:53.04]意義も目的も名も失くなっている [02:57.02]創り変えたいなら それは僕たちの声で [03:13.29]