人は そう簡単に 変われはしない 僕だってそうだ いつかのまま 逃げ続けて 進めないまま 閉じこもっている 下らない愚痴を吐いたり 何気ない時も 気づけば君が傍にいてくれた あぁ 君は喋れない 僕の言葉もわからない それでいいんだ いてくれたら 慰めの台詞も 気休めの愛想笑いも 全部いらない 同じ布団で眠ろうよ 君は もしかしたら 僕らのことを 嫌ってるかも それもそうだ 人ってやつは この世で一番 残酷なんだよ 弱いものをいじめるのは 誰かの上に 立っていないと不安になるから あぁ 君は笑わない 共に涙も流さない それでいいんだ いれくれたら 大げさな台詞も 無理に合わせた本音も 全部いらない 同じ夕日を眺めようよ 並んだ二人の影も 少しは大きくなったかな 信じられないものもいつか 許せる日が来るかな 君と過ごす日々の中で 見えてきたものがあったから 君が步かない なぜか瞼も開かない 心地いい鈴の 音も聴こえない 特別な想い出も 心を満たす幸せも 望まないから 目を開けてよ 君を話せない 君の言葉がわからない ほんとはずっと 色んなことを 聞いてみたかったよ 何もしてあげられなかったけど 温もりは与えられたかな