[00:15.790]日々を磨り潰していく貴方との時間は [00:19.650]簡単なことじゃ許せないくらいに [00:23.460]おかしくなってしまった 安心したいだけの [00:27.120]口先だけじゃ いや [00:30.920]どこまでも単純だ ここまでと悟った [00:34.810]座り込んでもう歩けなくなる [00:38.440]最初だけじゃないなら 際限もないならば [00:42.160]どこへだって行けるはずさ [00:45.660]遠くへ 遠くへ 水の味を覚え [00:49.320]街路に目が眩み夜を越えてしまう [00:53.210]遠くへ 遠くへ 動けない僕のことを忘れて [00:59.690]知らないを知りたかった [01:03.210]知り得ることはなかった [01:06.970]水圧で動けなくなっていく また蝶の夢を見る [01:14.550]好きになりたかったんだ 好きになれなかったんだ [01:21.890]「正しい」を理想としていたら [01:26.340]置いて行かれた [01:28.220]追いつけなくなったんだ [01:45.890]当たり前に過ぎていくはずだった時間は [01:49.620]何十年とも感じるほど長く [01:53.470]眠りすぎた頭痛で這い出してきた僕は [01:57.210]どこにももう行けやしないから [02:00.930]どこまでも純情だ それでしかなかった [02:04.660]飾らないで 分かち合いたいから [02:08.440]貴方の影が眩む 見失ってしまった [02:12.180]また眠れない夜になっていく [02:15.800]「どうしたいの」なんて問えば「どうもしない」なんて返す [02:19.650]貴方はもう何も教えてくれないの [02:23.390]今日食べた食事も 行きたい場所さえもう [02:27.160]何にも どれをとってもわからないだけだ [02:30.680]遠くへ 遠くへ 水の味を覚え [02:34.420]街路に目が眩み夜を越えてしまう [02:38.240]遠くへ 遠くへ 動けない僕のことを忘れて [02:44.680]貴方の横顔を見て引け目を感じてしまった [02:51.980]救われたいとだけ喚く僕はきっともう我楽多だ [02:59.670]思想犯はもう止めた [03:03.140]「分かれない」を悟っていた [03:06.980]とりとめのない言葉だけでは [03:11.300]薄紙を剥がせない [03:14.520]普通に固執することが [03:18.190]怖くてもう泣きそうだ [03:22.000]自堕落を鏡で見ていたら [03:26.270]薄っぺらだ [03:31.970]薄っぺらな僕だった [03:37.580]ぼくだ [03:45.050]僕だけだったんだ