今から僕のこと 全部話すよ きいておくれ 寒くて手がもつれて 話してしまう、言葉の先 見たんだ つながってる 運命の輪に振りまかれて ひたひた滴って 滲んで消える それは何が また... 醜い僕達は それを見つめて立ちすくれで 恐れて逃げ惑って 部屋の隅まで 閉じこもって 鋭い矛先を “それ”に向けては目を瞑って そのまま眠りこけて きっと忘れてしまうんだ、と 言葉と 僕らを 足しては 引いてみたり... 綺麗な本音だけ 選び吐いては品定めで 汚い言い訳は ここにしまっておいちゃうんだ 「いらない、見たくない」 君は言うけど、まあいいけど。 要らない言葉たち 縦に並べてドミノ倒し 依然と 僕らは 知っては 泣いてみたり… ねえ、むかしむかしとある宇宙に ちっちゃな星が生まれて まあ、図々しいことに僕らは そこに暮らしているけど ねえ、もしもそれが覆るとき もっと上手くできたなら …君となら上手くいく気がした。 そっと目を閉じてみようか ねえ、むかしむかしとあるところに 一つの願いを見ました それが それが叶う頃にはもう、 きっとそこに僕も居て ねえ、むかしむかしとある宇宙に ちっちゃな僕が生まれて そう、ひとりひとりぼっちの中に ちいさな君も居ましたから…