作曲 : ずきお 作词 : ずきお 水月に流れる船 一人ばかり揺れる影 宵闇に響く鳴き声は 哀しげに融けてゆくだけ 姿のないものに人は いつしか名前を付けた ココロに棲む暗闇だけは ホンモノの怪物だった 身を裂かれ流されて 淋しげに堕ちてゆくだけ ぼくが見てる世界の本当は何処にあるの あふれる思惑に染まり絡み合っていた 聞こえるのは侘しげな欲望のざわめき 耳を塞ぐことはできないのでしょう ぼくらのまちに今潜み続ける だれにもなににもなれず おぼろに浮く陰 きみが見てる世界はどんな顔をしてるの こぼれる想いがすべて隠し込んでいた 目に映るものが本当じゃなくても 月と君は知っているのでしょう