[00:00.00] 作曲 : 銀鱗P [00:01.00] 作词 : 銀鱗P [00:21.14]編曲:銀鱗P [00:35.84]宛名を綴られていない [00:39.24]手紙 片手に踏み出す [00:42.60]明かり消えかけるこの道を [00:45.87]吹かぬ風が撫でた [00:52.66]伸びた影は陰へと消えて [00:55.79]辿る道さえ呑み込んでく [00:59.13]どこからか聞こえる あの声 [01:02.40]どうか まだ消えずに [01:05.58]折ったペンは何本目? [01:08.88]投げた「ゴミ」焼いてしまいたい [01:12.29]戻れないことを悔やみ [01:15.61]繰り返して…また噤んだ [01:21.97]「何度書き直したとこで、同じこと繰り返すだろう?」 [01:28.95]無力な僕の前に… [01:48.54]差出人の名前はなく [01:51.88]文字も水で滲んだようで [01:55.20]読めやしない内容なのに [01:58.51]大事にしまった [02:01.70]『これは君が僕だけに くれた最初の手紙で [02:08.35]忘れたくないよ、これだけは 君が忘れても』 [02:14.93]いつまでそこに居るの [02:18.27]呼吸の仕方、覚えてる? [02:21.66]投げ捨てたのはゴミじゃない [02:24.93]大事に認めた言葉 [02:31.72]広い海の真ん中で [02:34.54]弧を描き 漣、立てる [02:38.35]水の向こうの「僕」の声が聴きたい [03:03.10]「残された者の想いは儚く…叶うのならば」 [03:12.75]『その手を伸ばして!』 [03:16.12]冷えた水底に響く [03:19.39]涙を湛えた歌を [03:22.94]奏でるのは、僕じゃない [03:26.21]さぁ、息を吸って [03:30.88]飛沫の声も歌になる [03:34.24]君が気付いてくれたから [03:37.86]僕らは 二度と会えないけれど――― [03:44.77]終わり