[00:57.15]止まる時計の秒針を何食わぬ顔で巻き戻す [01:04.65]空に木魂する悲鳴と虚ろな目で佇む少女は [01:12.67]変わり逝く世界でたったひとり 摂理に逆らうように [01:20.45]人々の行き交う雑踏の中 置き去りにされていた [01:31.46]見知らぬ街の中 彷徨っては暗い道端で [01:38.52]心まで凍えそうな夜を越える [01:44.58]夢に見た世界がどこかにあるかもしれないのなら [01:51.57]通り過ぎる風を辿りながら探しに行こう [02:21.93]動き出した街並みには芽吹き始めた草木たちが [02:29.88]差し伸べられた手のひらに触れられた瞬間に生まれる [02:37.60]踏み荒らされていた世界にひとり 季節に逆らうように [02:45.24]迷い込んだ森の中で肩を抱いて瞼を閉じる [03:22.63]心まで凍えそうな夜の先に夢に見た世界があるなら [03:32.40]ひと時の安らぎを与えてくれる 通り過ぎる風を辿りながら [03:42.70]さぁ 探しに行こう