輝く月は何を想う 風に波立つ川 銀の月は浮かぶ 星は陰に隠れ 今宵独り光る 幾千の刻は流れども 唯一つ変わらぬまま 「今日はどんな顔だろうか?」 人世を愉しませる 嗚呼 叶わぬ恋の如く 唯見つめては又 「夢なら近づけるでしょうか?」 願うまま夢に堕ちる 幾度見上げれど 言葉は交わせぬまま 廻り逢えた刻は 今は遙か幻 今宵も月は又昇る 返らぬと知りながら 「次は何時逢えるでしょうか?」 宛ても無く空に問う 嗚呼 夢ならば醒めておくれ もう焦がれ果て今 「願うことも罪なのでしょうか?」 想い又夢に堕ちる 嗚呼 叶わぬ恋の如く 唯見つめては又 「夢なら近づけるでしょうか?」 願うまま夢に堕ちる 嗚呼 叶わぬ恋の如く 唯見つめては又 「夢なら近づけるでしょうか?」 願うまま夢に堕ちる