時は静かに 別れ 手繰りて 貴方 欲望へ 花が散りゆくまでは 時は悲しく 愛は儚く 風は無情に 花を散らしてゆく せめてもう少しだけ 残影抱きしめて 「愛してる」の声を 囁いていて 祈りは閉じてゆく 永遠を廻りて 「愛してる」の声は 遠くから鳴る 最期にもう一度 あの花を見させて 握った手のひらに ひとひらの花