「旅人よ。何処へ行くの?」 彷徨う彼にそう問いかけた 旅人はこう答えた 「風の向くままに」 雨上がりの空かかる虹 雲間から光が降り注ぐ 風がそっと髪を撫でて ナナイロの花びら空に舞う 陽のあたる大地見下ろして 白い石並ぶ古き泉 旅人のあなた守人(もりびと)の私 並んだふたりの影 旅してきたいくつもの 魂の物語 決して結ばれなかった 願えど願えども 叶えられない想い 胸に抱いて ナナイロの光の中 風の旅人は何処へ行く? どうかその優しい風で 私を包んで ナナイロの虹がかかる 神秘の丘で手を取り合って 今この瞬間(とき) だけでいいわ私と踊りましょう 太陽(ひ)が沈み月が照らし 泉に光る金色の蓮 揺れる篝火に照らし出され 寄り添うふたりの影 旅してきたいくつもの 命の物語 すべてあなたに語りましょう 私に与えられた罰 叶わぬ恋の物語 この歌にのせて ナナイロの花が歌う受け継がれた想い風に乗せ 歌声は 大地を駆け 優しく包み込む ナナイロの歌の中私のために泣いてくれるのですか 一滴(ひとしずく)の風の涙 私を融かしてく 月夜に咲く花になって 贖罪の炎になって 水面の寂しい花になって 森を舞う木の葉になって 黄金の蓮になって 大地を駆ける歌になって 太陽に焦がれながら あなたを待っていました ナナイロの物語出会い別れ繰り返しながら つながったふたりの心永久(とわ)に離れずに ナナイロの歌が包む神秘の丘であなたとふたり 手をつなぎ回り踊る ふたりの想いのせて