「巡姫舞踊曲」 天の神より与えられしは 妖姿媚態(ようしびたい)と迦陵頻伽(かりょうびんが) 未来永劫 比類する可(べ)き 女等(おんななど) 現れ得ないさ すぐに裸で戯れたがる 牡(おとこ)共を見下げながらね 甚振(いたぶ)ることで求めるものは より崇高な快楽だけ お前はどこに触りたいのさ 唇? 髪? それとも××(ココ)? 気安く寄るな!下劣な豚め! 跪(ひざま)ずくのがお似合いよ! 巡り巡る私はまさに歌姫 魔法の鏡も映し出す 妖艶なる躯(からだ)とこの歌声で 貴方も虜にしてみせましょう 硬い身体の一番奥に くすぐられたい場所を抱え そこに手伸ばすその瞬間に 本心から笑みが零れる お前はどこに触られたいの? 唇?頬?それとも××(ココ)? 悦びなさい 苦しみなさい 欲しいのはその一つだけ! 終わりがすぐそこまで迫る世界で 私が一番美しい 酔わされ迷い子に堕(だ)す牝等(おんななど)に 私は決してなりはしない 世界の果てから人間の身体の中 在りと在る場所響き渡る 妖艶なる躯(からだ)とこの歌声で 貴方も虜にしてみせる 巡り巡る私がマサニウタヒメ グラスに残したロマンスで また新たな牡(おとこ)を魅落とせたなら 貴方も虜にしてみせましょう ------fin------