あいたい - 大江千里 夕けが目に染みて こらえられないこんな日 なんとなく自で きみの住む町へ行くよ くれなずむ坂道で 遮断の音をきいた はしゃぐ声すねるくせ あの日のぜんぶ恋しくて 柳の下の さびた看板 けんかしたい影 ふたりれていた もう一度きみにあいたい あのころの きみにあいたい 抱きしめたい 邪すぎる瞳 さえもむきだしのまま 手さぐりで求めあってた はりさけそうな永かみしめて きみらしく生きること それがいちばんできない 巡りあった偶然に せかされてここまで来た ガドレルの むこうの空地 家路急ぐ子供 声がこだました もう一度に逢いたい あのを胸にうけたい 抱きしめたい やみくもなまなざし ぼくは今走りつづける きみは今かわりつづける ちがう空に永うかべて 季はずれの 海を目指した 路わき低い 何もうつらない もう一度きみにあいたい あのころのきみにあいたい 抱きしめたい 邪すぎる瞳 さえもむきだしのまま 手さぐりで求めあってた はりさけそうな 永かみしめて もう一度に逢いたい あのを胸にうけたい 抱きしめたい やみくもなまなざし ぼくは今 走りつづける きみは今 かわりつづける ちがう空に 永うかべて