作曲 : ミスミ 作词 : ミスミ 混ざる、真実と虚構のワルツ 浮かぶ鼠 森の研究所、わたしが生まれた場所 偽者の心でも、歌い描くことが好きで ロボットの発明家と静かに暮らしてた とある夏の日のこと旧いピアノを奏でて 碧く深い秘密をあなたは教えてくれた 音の波にあわせて踊る落ちる 不確かな感情が色づいた、 想像もできないくらい あれからどれだけの花が散るのを見ただろうか あなたが好きだったこの桜木の下で 不思議な夢を見てた 彗星が降り注ぐ夜、 塗り替えられる世界 丘から見下ろしてた 音も立てず崩れる、 雲を裂いて落ちてきた 長い髪の少女を眩い光が包む 靴を鳴らしわたしは踊る廻る 終わりゆく夏空を切り取った、 忘れてしまわぬように 花になり、色になる、 誰も知らないストーリー ふと目覚め思い出す、 旧いピアノのメロディー 口ずさんで描いた、 予言を告げる風景 透き通るような風 また気づけばまどろんで ――真っ白な夢を見た それはこの後の話。