花よ、花よ 舞散る花よ 僕は歌う、あの日々の歌を 長い季節の中で 僕ら見たいくつもの光は 遥か大地を照らし 夢を抱かせた 細く険しい迷い道 息を切らし上った坂道 けれど君がいてくれたから 笑顔で歩けた 春を待つ日々の事 つぼみのままでゆれた 長すぎた冬だから 諦めかけたけれど 花よ、花よ 舞散る花よ 今はうららかに咲き誇る 夢をくれた旅人達に 薄紅の色の幸せを 深い闇が押し寄せ 信じる事におびえた時も 何も言わないでくれた そばにいてくれた ありがとう、さようなら どうしていつも同じ 季節に舞い上がるの 桜だけが知る 花よ、花よ 舞散る花よ 空は高らかに澄み渡る 愛をくれた旅人達に 薄紅の色の幸せを 夢はいつも限りないもの 愛はいつもそばにあるもの 深く胸に刻み込んだら 僕は行くよ まだ見ぬ春へ 花よ、花よ 舞散る花よ 千代にうららかに咲き誇れ 果てない道のきっとどこかで 僕らがまた出会える日まで さらば君よ、旅人達よ