好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に いえばよかった 胸に縋って 泣きじゃくる 肩の震えを 温もりを 忘れられずに いるのなら 好きだった 好きだった 俺は死ぬほど好きだった いっじゃならない さよならを いったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔背けた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに 好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知ってたやら 馬鹿な男の 強がりよ せめて恨まず いってをくれ 逢える明日は ないけれど