[00:00.00]幻だったプールサイド [00:02.84]白い恋をした夏のこと [00:05.23]すり抜けた春に手を振って 花が咲いた [00:20.05]「さようなら」なんて言えなくて [00:22.46]ぬるい夏をまた迎えている [00:24.89]白昼、ただぶら下がって [00:27.36]鉄のような 青が刺さる [00:29.89]四月の霧は青すぎて [00:32.30]スカートが揺れて 霞んでる [00:34.76]横目で見てた君の顔 [00:37.17]思い出しそうだ [00:39.13]きっと愛なんて [00:41.22]どうしようもないくらい瑣末だよ [00:44.67]「夏に背を向けて咲くんだ」と [00:49.73]君なんてもう嫌いだよ 嫌いだから [00:54.89]「バイバイ」 [00:55.64]それじゃ、お元気で [01:06.80]「無条件に愛されたいわ」 [01:09.25]鼓膜まで響いた銃声 [01:11.70]屋上、時刻15:08 [01:14.13]たった今 春が死んだ [01:16.63]最期の朝に触らせて [01:19.05]白い肌に その瞳に [01:21.54]汚れてしまった愛を着てる制服の少女 [01:26.01]ずっと相対な春と夏の間で [01:31.46]アンチテーゼを提示する花 [01:36.49]君なんてもう嫌いだよ 嫌いだけど [01:41.65]最後、何を言ったらいい? [01:44.43]愛だとか恋だとかどうでもいいくらい好きになれたさ [01:54.22]花のように真っ直ぐに生きられたらさ [02:02.52]楽だな [02:22.59]ハチスは夏に背を向けたまま枯れたよ [02:28.06]命は美しく儚く [02:33.02]だからきっと大丈夫生きていける [02:38.21]「どうかしてるよ全部」 [02:40.47]愛なんて [02:41.84]どうしようもないくらい瑣末だよ [02:45.27]「夏に背を向けて咲くんだ」と [02:49.86]だから君なんてもう嫌いだよ 嫌いだから [02:55.31]「バイバイ」 [02:56.27]それじゃ、お元気で [02:57.88]「最後、ひとつだけいい?」 [03:00.31]「最低な人生でした」