間違いを正す その心はあぁ 朽ち果てた草や木に 水をそそぐ様 だけれど 意味もなくそれを 「善」と感じて 闇雲に向かう先 それを「支配」と呼ぶ 「明日は晴れる」「きっと雨が降る」 などと当たり前に 過ごした日々が こんなに遠くになってしまうなんて -今- 止まぬ霧雨 見えぬ光が 世界を赤く 染め上げてしまうのか 薄い記憶を 辿っていけば この血液は 覚えているのか 争いの「タネ」を そっと腰挂ける 背の高い座には 見渡せる仕組みには作られていない それ故 その眼 頭 身体を駆使して 目に見えぬ無意味にも 意味を生まれさせて 剣を向けた私にさえ 優しく微笑み返す 「これまでの戦いの意味」を 忘れてしまう程に -何故?- 得体の知れぬ生き方をする お前のような者も 有りと言える 鏡を照らして合わせてみても 全てが同じとは言えないから 同じはないから 止まぬ霧雨 見えぬ光が 世界を赤く 染め上げてしまうのか 薄い記憶を 辿っていけば この血液は 覚えているのか 争いの「タネ」を