サヨナラとあたりまえの 言葉を追いかけ 遠く遠く 放されて 今 途切れてく 誰かの足跡 つぶれた花びら 風は空へ寂しく消えた 花はまた咲くんだって 気づく事もできなくて 春を待てず キミは消えた サヨナラとあたりまえの 言葉を追いかけ 手を伸ばす そこには何もなくて 思い出は頼りなくて 忘れてしまうから 遠く遠く 追いかけて ただ 消えてゆく 空を飛び回ってる鳥たちと雲と 不自由な僕ら 理由ばかり探し歩いてた 逃げ出したキミと僕は 同じ空を見てる 流れ落ちてこぼれた 嘘と涙と僕の声 キミに届けよう 駆け出した季節の中 想い巡らせて 羽ばたいて そこから何を見よう 思い出も連れて行こう 忘れてしまうから 今 届かない 青い空に橋を架けて サヨナラも時が過ぎて 擦れてしまうなら 遠く遠く 消え去って ただ 花となれ 【 おわり 】