遠い昔 僕が立っていた あの景色に会いたくなって来てみたけど おかしいな/ こんなに空は狭かったっけ こんなに星が霞んだ夜だったっけ 十年後の僕が見た それは変わり果てた未来 いつか消えて行くんだね 朝も昼も夜もさ 柔らかな風が運んでいた 夏の匂いだって 今では暗い街の灯に紛れて 行く宛てを失くしたよ さよなら/ 愛してたこの景色は永遠じゃなかった 絶え間無く変化するこの未来で どうやって歩けば良い どんな声で 僕は唄っていた? あの頃に戻りたくて思い出すけど おかしいな/ こんなに小さな声だったっけ こんなに黒く染まった歌だったっけ 十年後の僕はいま こんな変わり果てた未来 必要の無い希望など 知らぬ間に失くしてしまったんだ ...music... 大切にしまっていた おもちゃ箱は何処へ消えた 気付けば僕らも 今じゃ大人になったんだ 冷たい感触で満たされている こんな現実を 疑いもせずに歩く僕ら 行く宛ても無いのにね さよなら/ 大嫌いな物語も 永遠じゃないけどさ 今でも幽かに語りかけてる 本当は愛してたストーリー 訳も無くはしゃいでた あの頃の僕らに、ね 伝えとかなきゃ 「さよなら」 変わりゆくこの未来を歩こう -END-