百鬼繚乱 千秋楽 - 日本群星 词:田久保真見 曲:関口晶大 竜巻連れてご登場という 派手な姿がお似合いの美貌 初心なお顔で怨霊率いて 似合わないほど 可愛らしいことよ 微笑み全て飲み込むか そなたまるで天の蟻地獄 こちらへどうぞ 邪悪の津波となり進む 魍魎の触手 さあ豪華絢爛の天空の舞台 ああ勝つか負けるか 喰うか喰われるか さあ竜巻の舞いか 魔風の獅子か ああ灯す篝火は情炎 「政子よ今こそ最期の決戦 すべてを消し去れ」 底なし沼の野心を抱きて 数えきれない屍を踏むか 愛する人が進みゆく歴史の 邪魔首を刈るのは 他愛もないことよ 微笑み獲物を狙うのか そなたなんと強欲き蟻地獄 奈落の底の 花を摘んでみてはいかが 彷徨える触手 さあ百鬼繚乱の天空の舞台 ああ生か無なのか 獲るか獲られるか さあ鮮血の酒か泥の涙か ああ響く雅楽は雷鳴 「政子よすべてを喰らうがいい そして私は支配するのだ」 「ええあなたのお望みのままに 私はあなたの願いをかなえる為に 存在しているのですから」 「政子」「あなた」 「ええい我の前で いちゃいちゃするな なぜ我の味方がいないのだ 重盛知盛 どこにおるそなたらも加勢しろ」 愛する者のため何も恐れぬああ 神を宿して鬼と戯れて 愛する者のため繰り広げましょう ああこれが最期の饗宴 さあ百鬼繚乱の天空の舞台 ああこれで決まるか 源氏か平家か さあ魔白き怒濤か業火の蝶か ああ千終楽の勝負