雨が上がる 遠く空眺(なが)め 雲(くも)の切(き)れ間(ま)探(さが)す いつもよりも 少し遠(とお)回(まわ)り 海へ続く道を 切りすぎた前髪(がみ)気にしないで そのまま 駆け出そう 頬(ほほ)をかすめていく 風の色が いつか夏の始まりを告(つ)げる 大きく手を振(ふ)って 深呼吸(しんこきゅう)しよう この時間(とき)を抱きしめてたいから 明日もまた会えるかな 白い帽子(ぼうし) 追いかけて笑う 響(ひび)く声は高く 少し早い 夏の訪(おとず)れに 耳(みみ)を澄(す)ましたら ゆっくりと 長(なが)くなる影(かげ)ふたつ 小さな 足音(あしおと) 金色(きんいろ)に煌(きらめ)く 夕暮(ゆうぐ)れる空 波(なみ)打(う)ち際どこまでも染めて 廻(まわ)りだす季節の かけらを集めて そっと触れた指先(ゆびさき)に感じる あふれる光の中で 繰(く)り返(かえ)し歌う 波音に 瞳(ひとみ)を閉(と)じて やわらかな記憶 あふれる想いを 静かに見つめて 頬(ほほ)をかすめていく 風の色が いつか夏の始まりを告(つ)げる 大きく手を振(ふ)って 深呼吸(しんこきゅう)しよう この時間(とき)を抱きしめてたいから 金色(きんいろ)に煌(きらめ)く 夕暮(ゆうぐ)れる空 波(なみ)打(う)ち際どこまでも染めて 廻(まわ)りだす季節も 暮れかけていく今日も はじまりは いつもここで きっと ここで 明日もまた会えるかな いつかは undefined