ただ歩いていた 風に吹かれながら ただ 立ち尽くした コトバもなく いつしかわたしを 包み込む 見えないチカラを 感じた 遠く終わりない ひとすじの 時間の河を ひとりしずかに 見つめた そらの隙間から 降り注ぐ 光が今 ひとしずく この手の中に 終わり