君(きみ)と出逢(であ)うまで
長(なが)い旅(たび)していたよ
閉(と)ざざれた扉(とびら)
あける鍵(かぎ)捜(さが)すため
近(ちか)づき合(あ)う2つの心(ごころ)には
疑 (うたが)うものなどないはず
なのになせか
ざわめく不安(ふあん)たち
記憶(きおく)の海 (うみ)
飲 (の)まれていく

君にたどり着(つ)き
知(し)った大切(たいせつ)なもの
深 (ふか)い森(もり)抜(ぬ)けて
手(て)に入(い)れたぬくもりは
こぼれてゆくせつない時間(じかん)には
封 (ふう) じこむられた運命(うんめい)
赤(あか)く揺(ゆ)れる
瞳(ひとみ)に宿(やど)るのが
謎(なぞ)の影(かげ)か
知らないまま
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もつれてゆく2つの未来(みらい)には
共(とも)に秘(ひ)められた運命
確(たし)かめたい
たぐり寄(よ)せたいのに
記憶の海
沈(しず)んでいく
-Lasty-
~Fin~