[ti:] [ar:] [al:] [00:21.00]始めよう、ここから真紅の歴史を [00:26.38]驕りでもなく無謀でもない [00:29.29]私たちの定めの為に [00:32.14]宵闇に浮かぶ蒼白の瞳 [00:36.85]細められて鈍く光る笑みを無理やり跳ね除けた [00:43.10]正義なんて野暮な名詞掲げる心算はないわ [00:48.22]全ては我が名の下で [00:52.55]紡いだ思い出ごと塗りつぶされてしまいそうな [00:58.53]擦り切れたページを一つひとつ掻き集めて [01:04.02]悠久の軌跡が残した無数の可能性を [01:09.49]身勝手な理想で消し飛ばさせたりはしない [01:15.03]運命は必ず紅の手に [01:30.38]選んだ孤独がこの身を裂いても [01:35.63]確かにあったあの絆は必要だったんだと認めよう [01:41.36]朝焼けに沈む繁栄の印 [01:46.99]灰になって風に消える束の間の静寂みたいに [01:52.26]目覚めましょう この瞬間、永い眠りと別れて [01:57.33]後悔する間もなく [02:02.30]痛みさえ感じないくらいの刹那に終わらせよう [02:07.94]激情で貫いた奥深くの熱を奪い [02:13.66]零れたはずの時計の砂の粒を戻す [02:18.43]歪んだ理想論を高らかに謳うのならば [02:24.25]血塗られた命運を貴女にあげる [03:07.00]月が赤く染まる夜は最高のショーを贈ろう [03:12.41]究極の絶望を [03:19.28]殺められた理性と引き換えの強さ振りかざす [03:25.08]自分さえ抗えぬ衝動に飲み込まれても [03:32.19]選んだ孤独がずっとこの先追いかけてくるから [03:38.52]そのままの私を見失わずに進めるんだ [03:44.10]真実はいつでも我らと共に