[00:00.000] 作曲 : 東野へいと [00:00.348] 作词 : 東野へいと [00:01.46] [00:12.18]変わりたいと思っていた 片生いの晴嵐だった [00:15.97]白南風を追い越すくらいの夏に加速した [00:20.84]明日を目掛け発射した ちゃちな僕等を乗せた青春は [00:24.79]今 どこらへんを漂っているんだろう [00:29.25] [00:29.26]涼しげな花が咲いて 同じだけ夢を知った [00:33.70]不確かでいい その引力に飛び込め [00:40.36] [00:41.22]あの日の僕らは あの日の僕らは [00:45.63]宝の地図さえ 要らないと思っていた [00:50.94]心臓を描いて その音を聞いた [00:55.38]唯一の 財宝が そこにあったんだ [00:59.13] [00:59.14]それなら僕らは それなら僕らは [01:03.12]どうして今日という 軌道を描けなかったんだ [01:08.55]未完成な高度 不完全なスピード [01:12.74]炎天の 重力に 青春の声は立ち消えた [01:19.75] [01:20.53]消えた [01:22.71] [01:22.72]今はもう [01:24.96] [01:26.00]変われないと知っている 群像劇は終わった [01:30.16]空蝉のようにがらんどうな毎日だ [01:34.60]まるで蜃気楼だった 夏の続きを乗せた青春は [01:38.81]今 どこらへんを漂っているんだろう [01:44.25] [02:00.67]向日葵みたいにずっと 日が沈むのを見ていた [02:04.80]さも嘗ての 有様を見るようだ [02:11.55] [02:12.45]あの日の僕らは あの日の僕らは [02:17.03]終わりはここじゃないんだと思っていた [02:22.42]心臓を燃やして ひたすらに飛んで [02:26.81]目にした 光景は 確かに綺麗だった [02:30.43] [02:30.44]それでも僕らは それでも僕らは [02:34.44]あれほど愛した 世界を描けなかったんだ [02:39.76]優柔不断な弾道 表面上の最期 [02:43.90]そうやって いつだって 逃避していたんだった [02:47.81] [02:47.82]あの日の僕らは あの日の僕らは [02:51.85]この火が晩夏に 途絶えるだなんて思っちゃいなかった [02:57.01]硬直したプライド 操縦不能のパイロット [03:01.30]終幕に 散っていく 線香花火のように [03:05.66]炎天の 重力に 青春の声は立ち消えた [03:12.46] [03:13.68]消えた [03:28.41]