時の螺旋から 迷い込んだ一片の 花びらが想い 運んでいく 春は桜 社の淡く染まりて 巡る季節いつも思い出す 通り過ぎていくだけの 名もなき私だけれど 彼方に舞い上がれ 願いをこの花びらに乗せて 鳥にはなれない私だけれど 信じる心天に届く日まで 守る翼になりたい 青く高い空 雲で文字が書けたなら 神様にお手紙 出せるのにね 迷いも想いもかたちがないものだから そっと胸に抱き締め 御参りを ただ持つしかできない 名もなき私だけれど 彼方に舞い上がれ 希望をこの春風に乗せて 鳥にはなれない私だけれど 託した願いさらわれないように 守る翼になりない  =Gt.solo= 通り過ぎていくだけの 名もなき私だけれど 彼方に舞い上がれ 願いをこの花びらに乗せて 鳥にはなれない私だけれど 信じる心天に届く日まで 守る翼になりたい