鉛色の空と乾いた風と あてもなく流れる喧騒にまぎれ ぶつかる肩さえも痛まないから 「タチの悪い夢だ」と繰り返す dog-end people この街に溢れるのは 踏みにじられた消えた吸い殻 dog-end people 遺こされた灰と煙と 君だけをこの腕に 自由という餌は味気ないから 繋いでと差し出す痩せた首筋 許しさえ求める神もないなら 君の舌なぞって祈るだけ dog-end people 指先が拾い上げた 焼き切れた過去という吸い殻 dog-end people 遺された灰と煙と 君だけを掻き集め No more, dog-end people この街に溢れるのは 踏みにじられ消えた吸い殻 dog-end people 遺された灰と煙と 僕だけをっ掬て・・・ dog-end people 指先が拾い上げた 焼き切れた過去という吸い殻 dog-end people 遺された灰と煙と 君だけをこの腕に dog-end people