[00:09.74]指に足りない一寸法師 [00:13.98]小さいからだに大きな望 [00:18.19]お椀の船に箸の櫂 [00:22.33]京へはるばる登りゆく [00:30.80]京の三条の大臣殿に [00:35.06]抱えられたる一寸法師 [00:39.33]法師法師とお気に入り 法师 [00:43.42]姫のお伴で清水へ [00:51.88]さても帰りの清水坂に [00:55.96]鬼が一匹あらわれ出でて [01:00.14]食ってかかればその口へ [01:04.37]法師たちまち躍り込む [01:12.80]針の太刀をば逆手に持って [01:16.85]チクリチクリと腹中突けば [01:20.99]鬼は法師をはき出して [01:25.12]一生懸命 逃げて行く [01:33.53]鬼が忘れた打出の小槌 [01:37.59]打てば不思議や一寸法師 [01:41.78]一打ち毎に背が伸びて [01:45.88]今は立派な大男