作詞:松井五郎 作曲:森正明ー 古い映画 観(み)ながら 転寝(うたたね)してる横顔 毛布を掛けた その手を 君は静かに握り返した 今も若い女優は あの日の君と重なる 思いを告げることさえ 上手(うま)くできない時代だった 悲しい時 嬉しい時 何時(いつ)も君が側にいて 流れるエンドロール 最後に並ぶ 二人の名前 それが僕は幸せと 幸せと思えるんだ 何時の間にか 忘れる 思い出だってあるんだろ 映画の様(よう)に 何度も 最初の場面 戻れやしない 僕の知らない所で 泣いてた君も知ってる それでも灯す明かりを 消さない様にと生きてきたよ 木枯(こが)らしにも 咲く花にも 何時も君は優しくて 流れるエンドロール たった 一つの物語なら 僕は君を幸せと 幸せと思えるんだ 流れるエンドロール 最後に並ぶ 二人の名前 それが僕は幸せと 幸せと思えるんだ