作词 : 凋叶棕 作曲 : ZUN で、どっちからがいいの? 腕から?足から? それとも一気に 頭からいっちゃったり? その一息ごと その身体めぐる 熱くもっと熱く はちきれそうなほどに その熱のあらん限りの その望みを聞き入れよう——さあ。 一度限りの逢瀬、楽しむがいい! ほら 何もかもわたしに任せればいい お前の望むその全て叶えてやる きっと 「その生誕まれ」からお前はこうだったんだろう? こうしてこの両手に抱かれてゆくことの喜び これ以上 汚れたり 廃れたりもしない 幻想と添い遂げる そんな無茶なやり方で どっかおかしいやつだね こんなこと望むなんて 私の知る限り 治らない病の虜 “完成された関係”と? なんとでも呼ばせてやるよ——さあ。 その願いに肯こう、笑うがいい! なら こっちだって思いっきりやってやるよ お望み通りに骨まで遺さぬままに ずっと 二人だけこの巣で踊ってようか でもあんた一人だけ——そんなのは嫌なんじゃないかね? その命 自ら捧げて“私”になる——それが愛かね? そんな気持ち わかりゃしないけど——まあ、そういうのも、悪くないんじゃないか? 何も言い遺すことはないね? 生誕れた意味を——果たしたんだ。 ああ あんただってそんないい顔できたんだね どんなときよりも幸せそうじゃないかね やっと 長き人生 最後に辿り着いたんだ これで充分なんだろ あんたが生誕れた意味なんてさ——?