静かに流れてく この時間に僕らは 何一つ許せず 何一つ遺せず (クラスに満たしてゆく) 本心だけがやけに苦くて (心に満たしてゆく) 愛だけ 噓だらけ "さよなら"で きっときっと この夜が 終わるだろう わかりきったエピローグ 心だけ 死んでゆくように 選んだ運命も 全てを許せずに 涙でも流せば 美談にはなるだろうか 何一つ許せず 何一つ遺[のこ (グラスに満たしてゆく) 猜疑心だけがどこか甘くて (心に満たしてゆく) 愛なんて いらなくて "ごめんね"じゃ 足りなくて 正しさでは酔えなくて とっておきのエピソード 心ごと 死んでゆくような 抱えた宿命も 全てが粉々に 欠けた心 埋める 傷舐め合う 臆病な二人 何を憂う また何番目かの夜を そのグラスに落として 君はまた 静寂を僕ごと 飲み干してく 渇ききって 冷たいままで 嘘だけを 注いで 僕ら もう理解[わか 氷のよう 溶けてゆく