意味を持たない感傷 繰り返す瞬間も 握る手の中に 真夜中の鐘も聴けない 出口さえない迷路で あの花の色も知らない 記憶はぼやけたままで もう 因果の楔は亡者の咆哮 輪廻の鎖をひき千切れ じれったい 永過ぎて飽きた戯れにも なぜか今意味を持たない感傷 思い返す瞬間も 握ってこの手はすべて消してしまうから 繰り返した期待も見ることもない存在も 伸ばした指先で深まる闇をなぞった 真紅の刃、握る手の中に カゴからも飛び立ちはしない出口閉ざした迷路で あの血の痛みも知らない記憶は瞬きの奥で もう 怨嗟の悲鳴は寓話の創造 変化の使命を受け入れて じれったい 動かない贄を貪っても なぜか今意味を持たない感傷 思い返す瞬間も 握ってこの手はすべて消してしまうから 繰り返した期待も見ることもない存在へ 迷路を抜け出し深まる闇を壊して 因果の果てを指した指先で 変らない流れから逃れてく妄想 限られた映像つなぎ合わせ in my heart 意味を持たない感傷 行き場もない空間で まだ見ぬ世界を願うから 意味を持たない感傷 思い返す瞬間も 握ってこの手はすべて消してしまうから 繰り返した期待も見ることもない存在へ 迷路を抜け出し深まる闇を壊して 因果の果てを握る手の中で