どれだけ眺めてもこびりつくインクの様に 変りもしない闇に火を浮かべ文字をなぞる 尽きもしないページをめくっても 迷いなくどこまでも歩けず 明らかな嘘でもいつまで断定をに逃れ続ける? 覇権映す偶像のヒロイズム 力に囚われ どれだけ眺めてもこびりつくインクの様に 変りもしない闇に火を浮かべ 心の孤独さえ守れずに馴れ合う魂 現実に凍り付く血を抱え傷を庇う 尽きもしないページをめくっても 無駄のない獣の様になれず 明らかな理屈もいつまで感情ではかり続ける? 螺旋巡る妄想のメカニズム 器に囚われ くだらない事由でも追いかける思惑の中で 逃れはしない闇に火を浮かべ 心の孤独だけ確かめる記憶の様に 現実に凍り付く影を背に 変えることの出来ない文字を刻みつけて たとえそれが空想でも 過去の意思は不変の時を映し今を確かなものへ どれだけ眺めてもこびりつくインクの様に 変りもしない闇に火を浮かべ 心の孤独だけ確かめる記憶の様に 現実に凍り付く影を背に文字を刻め くだらない自由を手に 非現実を越えて