なんでも知ってる気に なっていただけだったの 深く搔き乱される事が こんなにも怖いの知らなかった 言い争う事すら初めての事過ぎたの あのたった4文字の言葉を 言えずにいる きっかけは些細すぎて 思い出せない程 認めたら弱くなる 耳元で誰か囁いてる お願い 君から「もういいよ」って 置いたままで残された鍵 戻し方を分からずにいる こういう時どこに行くのかさえ知らないのに どんな瞳をしてどんな顔で いるのかだけは分かってる なんでもしてくれると 思い込んでいたようで 出逢い過ごして来た時間と 思い出が反比例をしている 深く張る微温湯は さぞかし心地良かった あのたった4文字の言葉を 言わずにいた 時が経つ程に重く 濡れた真綿のように 締め付けて絡まって 居たのは自分と気付いていた あの日も 君からもう言い寄って来てくれたら 渡された鍵 胸の奥で開いた音は 出逢った時どこにでも行けると信じていた どんな瞳をしてどんな顔で していたのかは覚えてる ときめきは遠い日過ぎて 思い出せないけど 認めよう弱くても どうすべきなのか知ってるから いつかは君から 「もういい、寄っておいで」なんて 残されたまま待っているの?暖かい手を こういう時どこに行くのかさえ知らなくても どんな瞳をしてどんな顔で 泣いてるのかは知ってるから さぁ、あの言葉を、ほら 『   』 たった4文字。されど4文字 君の返事を待っている