词：STY,今市隆二
家路を急ぐ 人々を
ただ目で追っていた一人で
夕日が照らす影が自分だけ、
薄くなっていくような
気がして立ち尽すんだ。
戻れない道、
辿る度に疲れたまま動けなくても、
陽の彼方、つぶやきが虚しくこだまする
ありふれた出会いと別れ繰り返して
その度癒えるかどうかも分からない傷を負って、
空っぽな胸涙満たせば、
この瞳にまた光差し込むの?
これが運命ならばどうか教えて、
この痛みがいつか消える時が来るなら、
今はお覚束無いこの心が、
その果てに強く
もっと強くなれるから。
扉閉めて変わらない暗い家、ため息付く。
光がなくても道はわかる
1人でべットの上膝抱えてるよ。
戻れない道、
心折れそうなくらいに怖くなっても
寂しそうな星達が 一緒に泣いてくれる。
こんな毎日がすっと続くのなら、
そんな言葉も意味を持たないこと分かってる。
誰にも届かないこの心は、
行き場を無くしたまま 何処に行くの?
これが運命ならばどうか教えて、
不確かな希望だけを握りしめ、
願って、繰り返されるこの心が、
報われる時がいつかきっと来るのかな。
君に届けたい声が、
この風に紛れ消えゆく。
そう簡単には時も距離も、超えられない。
戻せない。
だから歌うよ。
ありふれた出会いと別れ繰り返して
その度癒えるかどうかも分からない傷負って、
空っぽな胸涙満たせば、
この瞳にまた光差し込むの?
これが運命ならばどうか教えて、
この痛みがいつか消える時が来るなら、
今はおぼっかないこの心が
その果てに強く、
もっと強くなれるから。