作词 : 江沼郁弥 作曲 : 江沼郁弥 きっと かんたんだ こころの灯を ふきけすのは おそるおそる いきるよりも 容易いのさ うんと むずかしいのさ 灯しつづけてゆくこと とおく、たかく、ふかく在るためには ぼくはまだ幼い 知らない間に 暗闇から だれかすくいだすように 知らない間に だれかを あたためるように とおいよ きみが祈ってしまうほど とおいよ きみが憧れてしまうほど ふかく きみを抱きしめるような ぼくはそう在りたい きっと わがままだ おおきくてちっぽけな ありあまる このおもい こぼれおちて ひとつ またひとつ 自分を知れば知るほど ぼくはぼくを背負いこんでゆく おもたくなってゆく いつか終わる この涙が 空にのほるまえに 光よりも まぶしく 灯すために 破れさって 燃えていった ぼくの弱さごと 砕け散って 崩れさった 硝子のような 独りだって 寂しくたって ぼくの強さごと 暗闇だって 悲しくたって 足掻きつづけて とおいよ きみが祈ってしまうほど とおいよ きみが憧れてしまうほど たかく きみを導いていくような ぼくはそうなりたい 灯しつづけていたいんだ 照らしつづけていたい