それじゃ、さよなら どこか遠くあたたかい 長い春の国がある そこはきっと優しくて 淡い花の世界 一緒にね 連れて行って どこへでもついて行くよ 手をつなぎ 街や人や 夜と朝 越えていく 口許 にじんでる 白いため息は雲みたいに 夕暮れの色に染まってる それはお別れの言葉ね この次 冬がきて そしてまたふたり出会えるから ちょっとだけここで 待っていて それじゃ、さよなら と 手を振る 寒い 暗い 真夜中に ひとり行ってしまう いくつかの約束 まだ残してる 忘れないで どれくらい待てばいいの? 指きりはいらないの? やっぱり連れてって 言えば言うほどに悲しくなる 何もいらないとうつむいた こんな気持ちならいらない この次 冬がきて そしてまたふたり出会えるけど その次の冬が終わる頃 同じさよならが待ってる 口許 にじんでる 白いため息は雲みたいに 夕暮れの色に染まってる それはお別れの言葉ね この次 冬がきて そしてまたふたり出会えるから ちょっとだけここで 待っていて それじゃ、さよなら と 手を振る