見上げては、遠く 光のほうへ。 只、手を伸ばした。 スーパー・ノヴァ。 触れた指は焦げて、 昨日に溶けた。 忘れたくはない、な。 スーパー・ノヴァ。 「流れ星、逃げるな。」 遠すぎる世界へ―― 気がつけばいつだって、 気が遠くなるほど、 離れていった。 思いよ、響け 会えない人まで 忘れたふりだと わかってたんだろう? 白い腕を握り、 唇を噛んだ 応えない日々は泡になったろう?