(護りたい あなた達を) (たとえ海に 沈んでも) また誰かが泣いてる  嘆く声が止まない 既に終わったの命を 何かが突き動かす (地獄がまだ 続いてる) (光がまた 消えてゆく) 遠くまで 想い伝え 深くまで 愛していても 永劫の時の中で 貴方も水底の 闇に消ゆ 海に墜ちる手 (尽きぬ未練抱えて) 足掻きもがく手 (無力と怨嗟の中) 空に還る手 (燃えて折れた翼) 闇に消える手 (朽ちた祈りの墓標) (海の上で 燃える闇) (海の中で 藻掻く影) 湧き上がる熱情が 現実を拒絶する 真実の運命が 過去に潰えて消えた (散りゆく愛 沈む理(ゆ)想(め)) (滅びるなど 許さない) 過ちが未来を断ち 誰からも 見捨てられても 離れゆく 友の声が 悔恨のままでは 終われない 海に墜ちる手 (針路が奈落でも) 足掻きもがく手 (褪せた誇り抱いて) 空に還る手 (届かぬ指先は) 闇に消える手 (何を護ろうとした) (海の上で 燃える闇) (海の中で 藻掻く影)