作词 : かませ虎 作曲 : ZUN/あきやまうに 救いを求めるため 人は天に祈った ここにない尊い(とうとい)真実があると信じて 崇め(あがめ)続けた 争いの先に潜む(ひそむ) 虚しい(むなしい)結末 いつでも見下ろす地上(じじょう)は 過ち(あやまち)繰り返す人々 けれど、争い(あらそい)は決して(けっして)醜(みにく)くはない 生ける者の定めであり 支配は自然の理(ことわり) 「善悪」(ぜんあく)を語る余地(よち)はない あまりに歴史が浅すぎる 我々はなんのため 生まれ 生きる そして死ぬ 理由(りゆう)と本能(ほんのう)が混ざり合って 道は出来たのだ やがて美学を纏い 欲を隠し 恥らう 知性という装飾(そうしょく)まみれの 今に至(いた)った 尊さ(とうとさ)の上にはまた 神のみぞ知る 温度も慈(いつく)しみもない 理解できない何かがある 対価(たいか)も因果(いんが)もあらず 人は手を伸ばしたって得(とく)はないだろう 認識も出来ないだろう 所詮(しょせん)人は人なのだから 自我(じが)を喜べばいい 頂きなんて場所に 辿り着くかなくたって ここには暖かいな木漏れ日(こもれび)と 笑い声がある 後付け(あとつけ)の装飾(そうしょく)に惑(まど)わされず 思うまま アナダだけの道を作り出そう 正義も悪も 心に問おう 神の意思で人が生まれたとしても 人の意志を神は操(あやつ)れないから 我々はなんのため 生まれ 生きる そして 理由(りゆう)と本能(ほんのう)が混ざり合って 道は出来たのだ 頂きなんて場所に 辿り着くかなくたって ここには暖かいな木漏れ日(こもれび)と 笑い声がある 後付け(あとつけ)の装飾(そうしょく)に惑(まど)わされず 思うまま アナダだけの道を作り出そう 愛も偽善(ぎぜん)も 心に問おう