あなたが笑うそれだけで僕は嬉しくて 昨日流した涙も 今日の悲しみも 無かった事にしてしまい込んで 扉を閉めて、鍵をしたんだ。 大袈裟なリュックを背負った 少女は線路の上で歌う うまくもないギターをかきならして 愛する事の復習も ろくにできないまま歩んで たどり着いたこの線路の上で また、あなたの事を想って泣く。 眠れない朝はカーテンを閉めた 逃げたくて 昨日流した本音も 今日の苦しみも 気づけないようにしまい込んで 扉を閉めて、鍵をしたんだ。 何回だって繰り返して また新しい傷をひとつ刻んでいく 飲み込まれてはまた吐き出される 今日も、今日も、 大袈裟なリュックを背負った 少女は線路の上で歌う うまくもないギターをかきならして 愛する事の復習も ろくにできないまま歩んで たどり着いたこの線路の上で また、あなたの事を想って泣く。 あぁ、 大袈裟なリュックを背負った 少女は線路の上で笑う 両目には大粒の涙を浮かべ 愛する事の順番も 触れてきた物の本当も 信じる事ができないままここで また、あなたの事を想って泣く。