作词 : まめこ 作曲 : 木下たまき 木漏れ日に つつまれて そっと瞼をとじれば 爪先に薫る風 眩しそうに ゆらゆらめく 冷えた指先 光閉ざす扉 あたたかくほどくよ 一筋のきらめきで 約束の時を 告げる 広場の時計 いま 君と歩く おなじ坂道を 越えて ひとつずつ ゆっくりと 甘くふわり 立ち込める やわらかな一雫 ミルク色 淡くとろける 銀のゆりかご 揺らすは ちいさな てのひらを飛び出す いくつもの魔法 さあ 手を伸ばして このちいさな世界で 甘いしあわせを 飲みかけの紅茶に 溶かして 語り合う ひとときも 想いを馳せる瞳も なつかしく灯る おとぎのメロディ 指先から香りゆく スパイス満ちる そこは 不思議な場所 そして 今日も君と おそろいの靴音で 道草しながら この坂道を のぼってく 内緒のことば ひとつ 唱えて