作词 : まめこ 作曲 : Stremanic 重い夜を瞼に乗せた 月が微かに震えているわ 見上げている少女の瞳が そっと雫を落とした 欠けた月を幾度迎えて 遥かな星を何度仰いで ただ確かに 巡り行く大地が また朝を届ける まだ 風が冷たいことも 空が遠いことも 咲く前の花はきっと 知らないまま 輝く世界を信じてるから 何かが壊れてしまっても この体はまだ 歌を覚えてる 昨日とは違う場所で 新しい灯がともる 聴こえてくる 誰かが口ずさんだメロディ しあわせが育ってく 響きが 見渡しても灰色の地に 笑い合えた過去は見当たらず 涙が頬濡らしてくほどに 心が枯れていくんだ これほど無力な僕の ちっぽけな想いが もし ほんの僅かでも 何かを変えていく力になるのならば 花の香りを 青い星を 愛しい笑顔を ぎゅっと抱きしめて あたたかい風に触れる 空っぽの掌を重ね合わせ ここから また歩き始める 守りたいものがある 世界で いつか 小さな蕾が 白い翼を広げるように 怖くて 耳を塞いでいた これまでの自分を 涙を超えて 輝き始める明日に この歌が届くよう 願いながら ここから また歩き始める 守りたいものがある 世界を